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2018/Mar/01

foodremedies北欧の居心地のいい時間のご報告。

3日間に渡るfoodremediesの北欧の居心地のいい時間イベントが終了しました。お越しいただきましたみなさまありがとうございました。気にかけていただいたみなさまにも感謝しています。

土曜日は『FIKA』の時間。雑誌PAPERSKYの取材でスウェーデンを旅した長田佳子さんが、スウェーデンで愛されている毎日のお茶の時間「FIKA」を、D+E REVIVALにてfoodremediesスタイルで再現してくれました。

お出迎えのお菓子は7種の焼き菓子。FIKAには7種のお菓子を用意する習慣があります。これは「客人を喜ばせるには7種のお菓子を用意するべき」という老舗「カフェレープ」のしきたりの名残りからきています。今回佳子さんが用意してくれたのは、シナモンのビスケット、ロシアンクッキー、カカオニブクッキー、ローズマリーのサブレ、ハーブソルトクラッカー、チョコレートボール、カルダモンと白こしょうのメレンゲ。Uf-fu D+E MARKETオリジナル紅茶、ダージリンのファーストフラッシュに、ジュニパーベリーと柑橘の香りをブレンドしたオリジナル紅茶と一緒にいただきました。

メインのお皿は、スウェーデンで愛される「王女さまのケーキ」という名前のプリンセストータ。スポンジとカスタードクリームとラズベリージャムが緑色のマジパンで包まれたカラフルなケーキ。foodremediesのナチュラルなレシピでは、ラズベリーのかわりにリンゴンベリー(コケモモ)を使い、マジパンの緑色を薬草と藻の粉末でつけ、ハーブを効かせたオリジナルの味わい。かわいいけれど、マジパンで包まれたお菓子に好印象を持っていない多くのお客さんを驚かせるおいしさ。こちらに合わせたのはUf-fuのコルカタチャイ。ジンジャーやカルダモンをブレンドした秋ダージリン。スパイシーな味わいとハービーなプリンセストータの組み合わせのハーモニーにみんな幸せになれるお茶の時間となりました。

テーブルを回り、スウェーデンのFIKAの時間を説明してくれた佳子さん。スタッフもみんなこれからは忙しいときもFIKAをして、心と頭をリフレッシュしようねと話していました。

かわいくておいしい。プリンセストータ。

FIKAの時間。

 

翌日は「HYGGE」。デンマークの人々が愛するヒュッゲとは、「居心地のいい時間と空間」という意味。foodremedies長田佳子さんが考えるヒュッゲにぴったりのデザートとコラボするのはD+E TABLEのシェフflag森本由美さん。デンマークでよく食べられているお料理を、日々のD+E TABLEに届けられるオーガニック食材とスパイスやハーブでアレンジしました。そして、佳子さん、由美さんと縁あるボタニカルライフのワインをお料理と一緒にグラスで添えました。

メニューはこちら。
1st Plate by yumi
2種のスモーブロー
ビーツとポテト、イチゴ onカンパーニュ
サトイモとキノコとくるみのグリル onライ麦パン

2nd Plate by caco
カルダモン風味のタルトタタン

3rd Plate by yumi
スパイス・ミートボールwithホウレン草のソース&ロメスコソース
金柑のグリルと小さなニンジンを添えて

4th Plate by caco
くるみのババロア・文旦とハーブのソース

Last plate by caco
FIKAの7種のお菓子から3つを選んで。

Wine
BOTANICAL LIFE vin-shu 2017
福永淳平さん&枝美さん夫妻が、加西市のオーガニック栽培のマスカット・ベーリーAを何も加えない自然

な醸造法でつくった果実味あふれる赤ワイン。

Tea
Uf-fu Soreil
ルイボスティーに、ベルガモットの香りプラス。アールグレイのルイボスティー版。

ボタニカルライフの赤ワイン。それに合わせるお料理を考えるため、試飲と試作を重ねてたどりついたスモーブローとメイン料理のソース。普段は公開されていない社員食堂の味を別の形で楽しんでいただく2度目の機会になりました。

またワインが好きな佳子さんのお菓子は、ワインによく合うものが多く、今回のタルトタタンはカルダモン風味のりんごが赤ワインとぴったり。ハーブとスパイスをおいしいソースに仕立てる由美さんのお料理と佳子さんのお菓子、交互に出されるとまるで組曲みたいに美しい音楽を奏でていました。

お料理の説明をする由美さん。

ボタニカルライフのvin-shu2017とタルトタタンは相性ぴったり!

そして最終日には芦屋Cont’dのキッチンスタジオ302で、3回目となるfoodremediesお菓子教室が開催されました。今回は予定していた「ドフィノア」「アップルクランブル」に加えて「スパイスオペラ」の3つのお菓子のレッスンでした。

フランスローヌ地方の伝統菓子「ドフィノア」は、キャラメルナッツをタルト生地で挟んだお菓子。「アップルクランブル」ヘルシー素材でつくったクランブルとフェンネルソースがおいしい爽やかな味。そしてスパイスオペラは、半生チョコレート菓子。スパイスと柑橘の粉で表情を一気に変えます。

デモンストレーション形式で、2時間のレッスンのなかで佳子さんの説明を聞きながらその場でお菓子がつぎつぎに出来ていき、最後にはおいしいデザートプレートで、FIKAの時間になりました。

foodremediesの長田佳子さんを招いて、いろいろな形でお届けした「北欧の居心地のいい時間」。これからもみなさまの暮らしの中で再現して楽しんでいただければうれしいと思います。

冬に食べたいあたたかいお菓子。アップルクランブル、ドフィノワ、スパイスオペラに『アンドプレミアム』に掲載したデトックスクラッカーを添えて。

お菓子教室は自然光が心地いいキッチンスタジオで開かれました。

FIKAの時間。

HYGGE1皿目は2種のスモーブロー。いちごとビーツがvin-shuワインとぴったり。

HYGGE、タルトタタンの説明をする佳子さん。

HYGGE、2年前夏のfoodremediesのデザート会で出していただいたババロアは、今回はくるみでつくる風味の異なる味で。

お菓子教室でデモンストレーションする佳子さん。

お菓子教室のアップルクランブル。お皿にとってフェンネルソースでいただきます。

HYGGE ミートボール ロメスコソースとほうれん草のソース。

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