2023.7.15 sat. – 18 tue. MAISON RUBUS. × papparayray
” grisaille ” モノクロームの新しい表現と真夏のフォレノワール
grisaille(グリザイユ)、それはモノクロームで描かれた絵画のこと。モノクロームは、アール・デコの台頭した時代に、女性の自由を象徴するドレスによく見られます。グリザイユをテーマにしたMAISON RUBUS. 2023年秋冬の新作コレクション展示会を京都で開催。関西では初めて新作のシルバーのコレクションもお披露目されます。オニキスの黒、シルバーのグレー、クリスタルの透明……モノクロームと組み合わせる鮮色の差し色。モノクロームの魅力を感じてください。
デザイナーの小林有樹子さんからテーマについて教えていただきました。
「20世紀はじめまで“黒”という色は儀式的な色とされ、非日常の色でした。1920年代に入ってアール・デコ・スタイルが生まれると“黒”の持つストイックな魅力は注目をあびるようになり、新しい時代を歩む、女性のドレスにも表現をされていきました。
その時代にデザインに多く用いられていた 黒×シルバーやゴールドにプラスされた、ミニマムな鮮色との独特な色合わせを MAISON RUBUS.なりに“grisaille”として表現しました」。
“grisaille”に合わせてケーキをつくってくれるのはpapparayrayの山西理恵さん。ドイツ南西部、フランス・アルザス地方に隣接するシュバルツバルト(黒い森)をイメージした白と黒のケーキ「フォレノワール(フランス語で黒い森)」です。キルシュを使った伝統菓子が、理恵さんの手でどんな風に変わるのか楽しみですね。
2023.07.15 sat. – 18 tue. 12:00-18:00
MAISON RUBUS. × papparayray
” grisaille ”
♢ 7/15 sat. 16 sun. MAISON RUBUS. 小林有樹子さん在廊
7/16 sun. papparayray 1Day Cafe
フォレノワールとドリンクのセット 2,000yen(tax.in)
12:00~予約制(6/20 満席となりました) / 14:00以降は予約不要
※13:00以降予約不要と告知していましたが、14:00以降に変更させていただきます。
会場:FLUFFY AND TENDERLY KYOTO
京都府京都市中京区橘町616(押小路通麩屋町東南角)