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2024/Oct/13

SCRUMPCIOUS “whistle in the wind”
2024.12.7 sat. – 9 mon.

「“無駄なこと”とも訳されるwhistle in the wind。一見無駄に思えることも、積み重なって花開くかもしれない。肌掛けを纏っているようなローブやパンツ、大切な日に纏うドレスなど、さまざまな風の中にいる人の助けになれば」と真鶴にアトリエを構える『スクランプシャス』のデザイナー中山靖さん&則美さん。一針ひと針に心のこもった、身につけるだけで気持ちが軽くなるようなコレクションをお持ちいただき、すぐにお召しいただけるもの・春に向けてのオーダー品など、京都で久しぶりの展示会を開催します。

真鶴で創作活動をする『SCRUMPCIOUS(スクランプシャス)』の中山靖さんと則美さん。1999年に創業してからずっと、人・自然環境に優しい苧麻、天然繊維を素材に、職人気質のお針子さんと縫製工房とともに衣服を製作しています。創業当時に触れた、時間をかけてつくられたベルギーやイギリスのアンティークの仕立て服が持つ素晴らしさ、昔の職人への敬慕の思いから、堅牢さと着心地の良さを大切に、ユニークなエッセンスを加えたオリジナルコレクションを創作しています 。2016年にスタートしたホールガーメント(無縫製ニット)製作は、ニッターさんとともに自由な発想で新しいものをつくり、定番のラインナップを少しずつ増やしています。

そんなおふたりが今回の展示のために送ってくれたメッセージを届けます。

「whistle in the wind

そよ風の道
口笛吹きながら歩いてゆく
そんな呑気さに
心が笑う

whistle in the windという言葉は「無駄な努力」とも訳されます。
この訳字を見た時に、なんてステキなんだろうと思いました。
一見無駄に思えることも、目には見えない何かが積み重なっていつか花開くかもしれない。

本人が思ってもいないようなところで。
そう思えたからです。
そして、私達の作り出すものが、
どれほどささやかでも、誰かに寄り添えたらと思いました。
肌掛けを纏っているようなローブやパンツ、大切な日に纏うドレスなど、
さまざまな風の中にいる人の助けになればと様々なものを作ってみました。

そして、私たちの中にこれからずっと、心に留めていく新しい言葉「whistle in the wind」が生まれました」。

今回の展示に在廊くださるおふたりに、どうぞ会いにいらしてください。

2024.12.07 sat.- 09 mon.
Open 12:00〜18:00
D+E MARKET / FLUFFY AND TENDERLY KYOTO
京都市中京区橘町616(押小路通麸屋町東南角)

◇12.07 sat., 08 sun. ATELIER SCRUMPCIOUSデザイナー在廊

ハオリと名付けられたドレープの美しいトップス

刺繍の美しい付け襟

フラワー・オブ・ライフのモチーフのアートピースのようなドレス

ハオリロングに付け襟をつけて

黒のRaglan dress

ラミーのシャツのギャザーが美しい

ハンドニットソックス

スクランプシャスの中山靖さんと則美さん。真鶴のアトリエにて

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